「正しさに向ける」
日々どちらに
心を向けているかで
人生の重みが違ってくる
煩悩に翻弄されて
どん欲な思いに
心を向けていると
言葉も行動も欲深くなってしまう
不満に心を向けていると
いつも
心がいらいらして
平らかでなくなる
心をいつも平静に
しかも
思いやり深く生きることに
向けていると
そのような日々が
目の前に展開してくる
そうであるならば
今
心がどの方向に向いているかを
確認し
負のものに向かっていれば
修正していく
「変わる」
時は巡り
さまざまな事が変り変化していく
その変わっていく姿も
物悲しい反面
美しい景色を見せてくれる
人も変わっていく
そんな変化を
相手に求めてしまう
相手が変われば
私は幸せになれると思う
しかし
相手を変えることほど
難しいことはない
簡単には
自分の思うように
相手は変わってくれない
相手は変わらないけれど
考えれば
自分は自分の力で
変わることができる
自分が変われば
相手も変わっていく
その真理をよく見定める
「小さなこと」
世の中は
小さなことの積み重ね
時間も
一秒一秒の積み重ねで
一日が過ぎていく
小さな努力を積み重ねて
見える結果が
やがて現れてくる
小さな善を
少しずつ積んでいくことで
それがやがて
人格を磨きあげていく
大きな壺に
一滴ずつ善を貯めるか
悪を貯めるかで
その人の
人生が大きく変わっていく
前向きに努力し
心の中にある
その壺に
小さな善の一滴をためてくと
一秒が一日になるように
多くの善の花がさきほこる
「汚れを祓う」
家族が集う居間は
ほこりがたまって
すぐ汚れてしまう
不思議に
使ってない部屋でも
知らずのうちに
ほこりが積もり汚れてくる
人の心も
使っていると
善いことばかりでなく
悪いことも考え
心がしだいに汚れてくる
そんな汚れを
洗濯するように
きれいにしなくてはならない
汚れた心からでてくるものは
悪い考えが多い
一日を振り返り
いけないことは
いけなかったと反省し
日々
善を積むことで
心の汚れを取り除いていく
「静かさという宝」
日々忙しく
また時の流れは速く
ざわざわと過ぎていく
振り返れば
何をし 何を求めて
生きて来たのか
そんな大切なことを
忘れていることに
気づくこともある
そんなざわざわした日々の中で
静かさを取り戻す
独りたたずみ
時の流れを止めて
自分と向かいあう
今日
何を得たのか
どんなことを喜びとしたのか
人に役立つことができたのか
迷惑をかけ
相手を傷つけてしまったことは
なかったかと振り返り
静かな時間を持つ
空がすがすがしく
美しいのに気づく
「道草もいい」
何かを成すために
一心に努力する
しかし
少し道草をして
途中で休んだり
空を見たり
違ったことをして
心を休めると
別なインスピレーションを
受けることもある
前を向いて
がむしゃらに進んでいくのも
いいが
ときどき
道草をするのも
味わいがある
カメのウサギの話で
ウサギは道草をして
寝てしまった間に
カメが目的地に着く
ウサギのように
油断せず
上手に道草を使って
生きていく
「心を染める」
自然は秋になると
木の葉を赤く染める
黄色にそめる
さらに
枯れて落ちる葉は
茶色に染まりおちていく
それぞれの葉は
自然の力に任せ
自らの身体を染めていく
そんな色素が
葉の中にあるのかもしれない
人もさまざまな色に染まる
怒りの色
不満の色
どん欲な色
さらには
優しさ色 思いやり深い色
努力の色さまざまに
染まっていく
その染まる色も
葉と同じように
人の心の内にある
色素かもしれない
できれば
きれいな色に染まっていく
「人としての味わい」
四季折々に
さまざまな野菜が取れ
それを料理して
その味を味わう
それぞれに
調理されてたべ物は
それぞれに
違った味があり
ひととき心を和ませてくれる
人にも同じように
味わいがある
近寄りたくない味わいや
共にいると
幸せになれそうな
そんな味わいの人もいる
できれば
安らぎを与えられる
そんな
味わいのある人となる
そのために
調味料としての生き方を
少し心に添えることを
忘れないでいる
「学ぶということ」
学ぶ初めは
読み書き計算から始まる
学校で学び
家庭で学び大きくなっていく
そして
それに合わせて
人間観を学んでいく
その学びは
人から教えてもうことや
さらには自らの関心と努力で
学んでいく
学びの基本は
一歩二歩と
自らが
努力していかなくてはならない
賢人に学び
花に学び
空や木々の色 四季の巡りに
さまざまなことを学んでいく
その学びの蓄積が
人を創り
その人が他の人を感化していく
「迷いということ」
誰にでも迷いはある
どう生きたらいいかわからない
この生き方でいいのか
あるいは
今日
ほんとうにしっかり生きたのか
何故生まれてきたのか
死んだらどうなるのか
さまざまな迷いがある
人は完璧でないから
迷いは当然
その迷いを
一つひとつ解決していく中で
人は心を深くさせ
同じ迷いで苦しんでいる人を
助けることができる
冷静に心を落ち着け
賢者の教えを手掛かりに
今日も
迷いの道から抜け出していく
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